むかしむかし、どこかにあったかもしれないある小さな都のお話。都のはずれの村に住む少女ミンが十歳の誕生日を迎えた年に、王様の宝の大きな旗から「守りの赤い龍」が消えてしまうという事件が起こる。
王様を守る家柄として生まれてきたミンは「真鍮の鳴らない鈴」と「螺鈿(らでん)細工の小箱」の二つのお守りを持って、母親とともにひそかに都の城に出向いた。生まれた時から鈴を持つ子どものミンが龍をさがす役目を仰せつかったのだった。
母親がお守りにしている楽器の化身である「蛇のスイ」にまたがったミンは、大河を西に向かう。途中の森で起こる様々な出来事に立ち向かいながら、仲間と出会い、ようやく赤い龍が逃げ込んだ幻の場所「花の園」に到着したミン。
そこでミンたちを待っていた新たな試練とは……?
地図と図鑑が大好きな小学5年生の男の子・シュウ。ある日シュウの部屋の本棚に、手の平サイズの黄色い人型の生き物が出現する。
百科事典にも図鑑にも載っていない新種の生き物にシュウは見たまんまの「黄色さん」という名前をつけて、なぜかすぐに心が通じるようになる。ところがシュウのくしゃみのせいで二階から庭に落ちてしまった黄色さん。探しにいったシュウは、縁の下にいた黄色さんに誘われるままに奥に進み、突然別世界に連れていかれる。
カーニバルで沸き立つイタリアの都市ベネツィア、珍しい生き物の宝庫・ガラパゴス諸島、ビッグベンがそびえるロンドンなど、黄色さんと不思議な音に導かれながら、シュウの世界旅行が始まる!
広い広い海の上に、ぽつんと浮かぶ小さな島。
おたまじゃくしのような不思議な形をしたこの島で、
いろんな楽器の妖精が仲良く暮らし、今日も音自慢。
そんな中、かわいい女の子の妖精「ニコちゃん」が
ひょんなことから、自分の楽器の記憶を無くしてしまいます。
マカロン作品の中で最も楽器の種類が多く、
色んな音を体験しながら物語は進みます。
様々な楽器の妖精と出会いながら、
果たして「ニコちゃん」は
忘れてしまった自分の音を取り戻せるのでしょうか?
しっぽが白くてあとは真っ黒な子猫のマロン。
外に出たくて仕方ないマロンは、お父さんとお母さんがお昼寝している間に、こっそりと家を抜け出す。
初めて見る外の世界にわくわくどきどきなマロン。広場にやってくると、そこには大きな観覧車が!
色とりどりのゴンドラには、うさぎやカエルやひょうたちが順に乗り込み、歌ったり踊ったりとっても楽しそう!
いつの間にかマロンの前にもゴンドラがやってきて……。
次々と愉快なキャラクターと歌が飛び出す、楽しくてカラフルなお話!
今日はあっくんのお誕生日。テーブルの上には美味しそうなお料理がいっぱい!
お父さんとお母さんからプレゼントをもらっても、あっくんは何だかつまならさそう。
実はあっくんにはお母さんが二人いて、1人はもう亡くなってしまったママ。そして
もう一人は三か月前から一緒に暮らす事になった新しいお母さん。
新しいお母さんと仲良くなれないあっくんの元に、三人の妖精が現れて、
過去と今と未来への旅が始まった!
家族の温かさ、そして愛がいっぱい詰まった感動の物語!
まりちゃんはパパとママがくれた虹色のボールが大のお気に入り。毎日毎日近所の公園に行って、ボールを転がしたり、投げてみたりして遊んでいます。
ある日の事。いつものように得意なまりつきをして遊んでいると、大きな池に落ちてしましました。
すると池の中から妖精の男の子が現れびっくり!!
まりちゃんの歌が大好きな妖精君がボールに歌の魔法をかけると・・・
懐かしい童謡の数々をまりちゃんと一緒に歌いながら、
子供達と共に大合唱を楽しめる素敵な物語!
はるか西の小さな国のお姫さま、ダリア。毎日「お姫さま学校」で立派なお姫さまになるための勉強をしているけれど、勉強嫌いで先生を困らせている。
ある日、音楽の勉強を途中で放り出して、庭でおやつを食べていたダリアの元に、お腹をすかせた龍の子どもが落ちて来てびっくり。
おやつと間違えてダリアの持っていた楽器に飛びついてしまった龍は、楽器に吸い込まれてしまい、龍の頭がついた楽器になる。龍の頭に興味津々でさわると、ダリアの手は勝手に曲を弾き、足は勝手に村の方へ!
ダリアと龍は一体どうなるの?
ダリアとふしぎな龍の楽器が起こす、
小さな小さな奇跡のお話。
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